「金融リテラシー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。日々の家計管理からローン、資産運用まで、お金とうまく付き合うのに必要な情報を理解し、活用する能力のことです。

2016年に金融広報中央委員会が実施した「金融リテラシー調査」によると、金融知識や判断力を問う問題の正答率は若年層ほど低いことが明らかになりました。
正答率が高い人は、金融経済の情報を日頃からチェックしていることや、家計管理がしっかりしていること、金融商品の内容を理解したうえで商品を選択していることも分かりました。
また、日本は諸外国よりも正答率が低いことも明らかになりました。金融教育の機会が少ないために、正しい金融知識を身に着けている人が少ないのです。

金融教育の機会設置を含む金融リテラシー向上が、社会課題として共有されるようになってきています。
住宅の購入や株式投資、保険商品の購入などといった大事な買い物で失敗しないためにも、正しい金融知識は欠かせません。改めてLV.0の政治・経済基礎知識クイズをやってみて、ビジネスパーソンとしてのスキル、資産運用をするうえでの基礎知識のレベルを測ってみてください。そして今後も積極的に政治・経済・金融について学ぶ姿勢をもち続け、金融リテラシー向上につとめましょう。