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70年代から現在までのトレンドをチェック!
オイルショックからプラザ合意、そしてバブルへ。
「オイルショック」も聞いたことがあります。石油の価格が上がったんですよね。どうして上がったんですか?
第4次中東戦争やイラン革命の影響です。日本では、特定の人がトイレットペーパーを買い占める騒動などが話題になりました。
プラザ合意のG5はどこの国なんでしょうか?
G5は日 米 英 西独 仏です。プラザ合意では、みんなで協力してドル安を誘導しようとしました。ドル高で、アメリカの日本やドイツに対する貿易赤字が大きかったためです。合意の発表後、1日で20円もドルが下がったのです。このとき、1ドル235円が1年後には150円台になりました。
プラザ合意の影響で日本はどうなったんですか?
プラザ合意以降、急激な円高が進んだため日本は不況になりました。
え?
そこで、日本では、円高による不況を防ぐため、低金利政策が採られます。金利が低いということは、預貯金に回してもお金が増えません。もし、小林さんがお金をたくさん持っていたら、こんなときどうしますか?
銀行に預けて増えないなら、投資に回します。
そうですね!当時の人たちも同じことを考えて、不動産や株を買いました。お金が流れていった不動産や株の値段はどうなるでしょうか?
上がります!
こうして物の値段が上がり、給料が上がり、経済が活性化して、バブルにつながっていったんです。
1998年の「改正外…」なんて読むんですか?
「がいためほう」です。外国為替、つまり、外貨の両替が自由化されました。家電量販店や金券ショップでも日本円を外国のお金に交換できるようになりました。
便利になったんですね。
アメリカ、香港などで始まっていたFXも、このときに日本で始まったんですよ。
その時から今と同じように取引できたんですか?
いいえ。当時は、資金が300万円以上必要で、取引単位も大きく、取引は電話で行なっていたんですよ。
それが今や、インターネットで気軽に取引できるようになったんですね。
参考資料:『FX取引の王道 外資資産運用のセオリー』大西知生