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マネー 2018.10.05

Level.5 少子高齢化が進むニッポンの未来と、知ってるようで知らない私たちの年金のはなし

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タイアップ提供:セントラル短資FX

 

今回は、日本の将来と年金の話をしましょう。小林さん、年金はどうしていますか?

僕はフリーライターなので国民年金に加入しています。いま25歳ですが、20歳から毎月欠かさず払ってますよ!今月も払いましたが、えっと・・・僕が65歳になったときには、いったいいくらもらえるんだろう??

年金制度ってちょっと分かりづらいですよね。結構複雑な仕組みになっているんですよ。一つずつ整理してお話ししましょう。

今さら聞けない! 国民年金と厚生年金ってどう違うの?

まず、日本では20歳以上60歳未満の全国民が国民年金に加入する「国民皆年金制度」が採用されています。

そうですね。会社員である小倉さんも、国民年金に加入しているんでしょうか?

はい、私も加入しています。働き方やライフスタイルによって、加入する年金の種類が変わるんです。
フリーライターなどの自営業者は国民年金に加入しますが、会社員や公務員などの人はさらに厚生年金にも加入します。日本の年金は、国民年金と厚生年金の2階建ての構成になっているんです。

そうなんですね。それぞれ保険料もそれぞれ違うんでしょうか?

国民年金のみに加入している人は、毎月定額の保険料を支払います。厚生年金は定率(18.3%)の保険料を、個人が9.15%、勤め先の企業が9.15%を折半して支払います。
これまでに自分が支払った金額などはねんきん定期便で確認できるので、ぜひこの機会に見てください。

確認してみます!それで、これからも保険料を支払い続けて、年金って何歳からいくらもらえるんでしょうか?

国民年金も厚生年金も、受給できるのは原則65歳からで、支払った保険料によって支給額が変わります。
ちなみに国民年金の場合、20歳から60歳まで毎月保険料を支払っていれば‶いま現在受給している世代″が受け取っているのは月額64,941円です。(※平成30年度)

自営業者の僕は、国民年金にしか加入できないんでしょうか?

自営業者も会社員も、現在の年金からさらに積み増しをすることができるので、これについてはこの回の最後にご紹介しますね。

 

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